こんにちは、ルレムラ(@luremura)です。
いきなりですが質問です。

テレビと映画って誰かと一緒に観れますか?

店内のBGMを聴きながらお買い物できますか?
私はですね、条件によりますが、恥ずかしくって仕方がない…!
というわけで今回は、「他人とテレビや映画、店内のBGMを見聞きするのが恥ずかしい」件について考察してみました。

先に言っておきますが、共感性羞恥とは違うな、とわかっています
テレビと映画を他人と一緒に観るのが恥ずかしい問題
まず、テレビ、映画を他人と一緒に観るのが恥ずかしい場合についていきますね~。
【テレビの場合】どんなシチュエーションだと恥ずかしい?
一番恥ずかしいシチュエーションが、家族と一緒の視聴です。
もう、恥ずかしいったらありゃしない…!
しかし、昔から恥ずかしかったわけじゃないんですよ。子どものころは家族団らんでテレビを観ていましたから。
状況が変わったのが、私の部屋にテレビが来てからだったと思います(贅沢者め)。
自由に番組を観れるようになってから、家族とテレビを観ることに、気まずさを覚えるようになっていきました。

「一緒にテレビを観る相手=家族」というのがポイントのような気がする
【テレビの場合】どんな内容だと恥ずかしい?
テレビの場合、こんな感じだと一緒に観るのが恥ずかしいです。
- CM(うるさいやつ)
- 流行りの歌手が出る歌番組
- 歌手のPV
- バラエティ番組(これが今の時代ですよ~面した番組)
- 人気芸人が出るお笑い番組
- 子ども向けというより、アニメ好きのためのアニメ
- ジブリ(ナウシカ・もののけ姫とか)
- お色気もの
- 感動もの(BGMなどで酔わせるやつ)
CMとか本当に地獄。 なんで次々とテイストの違う映像が数秒で変わっていくんだろうと思う。
あと、誤解しないでほしいのが、私はジブリでナウシカが一番大好きです。ナウシカは私が生まれてはじめて憧れたアニメの女性。理由は後からしますね。
【映画の場合】どんなシチュエーション・内容だと恥ずかしい?
つづいて、映画で恥ずかしいシチュエーションと内容です。
ややこしいのが、一人の場合と誰かと行ったときで違うこと。
- 一人で行ったとき → 映画開始前に流れる宣伝
- 誰かと行ったとき → 映画開始前に流れる宣伝 & 感動的な内容
映画開始前に5分くらい、他の映画の宣伝や、ウサギが出てくるやつとかあると思うんですが、なんかあれが恥ずかしくて仕方がない。
一人で行っても、「色んな性別、年代の人が一緒に観ているんだ」と思うと、その場を去りたくなるんですよね~。
どんなテレビと映画だったら、他人と一緒でも恥ずかしくない?
じゃあ、どんなテレビと映画だったら、他人と一緒に観ても恥ずかしくないのか?挙げてみました。
- 岩合さんの世界ねこ歩きみたいなの
- 真面目なテーマ(歴史、経済、サイエンスなど)
- お堅いニュース番組
- 昭和の名曲を歌う番組
- 笑点(ゲストではなくレギュラー陣が出演する部分)
- サザエさん
- 昔のドラえもん(大山のぶ代時代)
- ディズニー映画
子どもも大人もお年寄りも安心して観れる、かつ過剰な演出のない番組とか映画がいいですね。
ディズニーとか、単純明快でいて深いことも盛り込ませていたりするので、家族と一緒に観れます。

ドラえもんはいまだのぶ代時代が恋しい…
店内のBGMを聴いていると恥ずかしい問題
つづいて、店内のBGMを聴いて(聞いて)いると恥ずかしくなる問題です。

ちなみに、ネットで「テレビが恥ずかしい」意見は見かけたのですが、「店内のBGMが恥ずかしい」は見つけられませんでした
どんなシチュエーション・BGMだと恥ずかしい?
恥ずかしいシチュエーションは、近所のスーパーやドラッグストアで、店内に老若男女問わずにいる場合です。
とくに、店内に中年以上とかお年寄りが多いと…もう、穴に入りたくなるくらい恥ずかしい。
そんなシチュエーションの中、店内に流れていたら恥ずかしいBGMがこちら。
- 流行りの曲(流行りじゃなくても90年代~今)
- アイドルの曲
- すんごいアニメ声のアニソン
- すんごい洋楽
こんなん流れてたら、どこに逃げたらいいのかわからない。
なので、お買い物中、

早くお店オリジナルのBGMのターン来てくれよ!
と、けっこう本気で祈ってます。
買い物しているときは、恥ずかしくても平静を装って買い物しています。しかし、恥ずかしすぎて、思うように買い物できないときがあるほど。もしくは、イライラしている。
「なんでみんなこのBGMの中、平気で買い物できるんだろう?」と、本気で思っている。
どんなBGMなら恥ずかしくない?
そんな店内のBGM、これなら恥ずかしくありません。
- JAZZ
- オルゴール
- クラシック
- 言葉が入っていないBGM
- 落語(現実的に無理)
これなら集中して買い物できます。
ただ、クラシックでも、あまりに感情を揺さぶる(いわゆるエモいとかいうやつですね)ものはダメです。
でも、こんなBGMだと、まったく購買意欲を刺激しないでしょうね。
とにかく、言葉の入っていないBGMが流れるお店だと、本当に安心します。
「必ずしも万人受けするものじゃないものを他人と共有する」のが恥ずかしい
ここまでテレビに映画、店内BGMで恥ずかしいと思うものをつらつらと書いてきました。
おそらく、人によってはこの感覚、

まったく理解できない
と思います。自分でもよくわかりません!
なので、いろいろ考察してみたのですが、
「必ずしも万人受けするものじゃないものを他人と共有する」のが耐えられない
のかなと思いました。
さらに言えば、
あまりにも、その人(見聞きしている人)のイメージからかけ離れているものを、その人が見聞きしたとき「どう感じるだろう?」と気になってしまう
のが原因なのかなと。
というのが、恥ずかしいシチュエーションや内容の傾向を考察すると、こんな感じなのですよね。
- すべての年代が(その音楽などを)知っているわけじゃない
- 偏った趣味が反映されている
- 性的嗜好が出ている
- 感情を揺さぶる
- 尖っている
- 必ずしも笑えるわけじゃない
前述のナウシカやもののけ姫の場合、深いテーマを扱っていますよね。なので、一緒に観れないのです。とくに、ナウシカは個人的な感情が入っちゃうので。
さて、もうちょっと深堀すると、テレビやCM、BGM(音楽)の「お約束」みたいなのがあると思います。様式美といわれるもの。
それを表現するのは「ああ、こういうことよね」とわかっている人や特定の年代の前ならいいのです。すんなり受け入れてくれるから。
しかし、一定の年齢以上(もしくは国を越える)になると、見聞きしたときに「?」になると思うんですよ。
その界隈だけで通じる「ノリ」みたいなのの、境を越えてしまったみたいな。
なんかね、店内でアニソンとか流行りの音楽がガンガン流れている中、絶対その曲を知らないであろう、おじいちゃんおばあちゃんがノソノソと日用品を買っている姿を見ると、境を越えてしまったのと似た感覚を覚えるんです(わかる?)。
だから、「私は一応、このお約束を知っているけど、彼らはどうなんだろう…?」と、なぜかこっちが押し付けているような気になってしまい、いたたまれない気持ちになるんです。
これなら「他人と共有しても恥ずかしくない」もの
かなりややこしい気持ちを抱えているのですが、総じて、他人と共有しても恥ずかしくないものの傾向って、
- 性的嗜好が出ていない
- 年代問わない(全世代にうける)
- 趣味を押し付けない
こんな感じなのですよね。まさに人畜無害。
一人で楽しめる、漫画、本、動画はまったく問題ない
ところで私、一人で楽しむ漫画、本、ネットの動画は、まったく恥ずかしくありません。
なぜなら、
- 自分一人で見聞きして完結できる
- 自分の中だけで噛みしめることができる
- 他人の目や他人の感情、感想、感覚を気にしなくていい
からです!
これ、アメトーークで劇団ひとりが、
という話をしていたと思うのですが、同じ類の話になるかもしれませんね。
共感性羞恥とは違うとわかっている
冒頭でもいいましたが、私のこの「恥ずかしい」は、いわゆる共感性羞恥とは違うなと感じています。
共感性羞恥(共感的羞恥ともいうみたい)とは、
人の行為を見て、恥ずかしいと感じる場面もある。この羞恥をMiller(1987)は、共感性を媒介とする羞恥感情と位置づけ、共感的羞恥と名付けた。
わかりやすいのが、「人の失敗を見て、まるで自分が体験したことのように、恥ずかしく思う」こと。
よく「テレビで恥をかいてしまうとわかっているシーンを見られない」のがそうだといいますが、私の場合、感動ものを他人と一緒に観るのも恥ずかしくなっちゃうんですよね。
間に共感を挟まない「観察者羞恥」が近いのかな?
~なお、共感的羞恥が共感陸を媒介とし発生するものかどうか明らかではないため、観察者羞恥と名を改め検詞する。
うーん、これもどうなのでしょう?ちょっと違う気がする?
今のところよくわからない感情
なぜ恥ずかしいのか?考察もできているのですが、心理学的になんて言うんだろう?
ちなみに、親にこの感情を話しても、まったく通じませんでした。
ネットで「店内 BGM 恥ずかしい」と調べてみても、同じような記事にヒットしないんですよね。
この感情にしっくり来る専門用語があれば、誰か教えてくださいませ~!そして、同士求む!
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