こんにちは、ルレムラ(@luremura)です。
「派遣ってどうなの?」シリーズのラスト第五弾目です。
今回は、私が派遣をしているときに実際に訊かれた質問、気になる疑問、気付いたことなど、メリット・デメリットでは書ききれなかった点を挙げていきます。
これまでの「派遣ってどうなの?」シリーズはコチラ!
Q.派遣で生活できるの?
A.派遣でも、生活できないことはありません。
現に、私は派遣で2年間生活してました。でもやっぱり、貯金があるほうが好ましい!
私の場合、その月もらったお給料内で生活するようにしていました。
そしてもちろん、派遣に「節約」は必須。
私は、今に至るまでこんな感じの生活模様です。
- 一か月1万円前後の食費
- 作り置きで、料理にガスはあまり使わない
- 米は実家の田んぼで取れたものをもらう
- テレビは置かない
- 酒、タバコ、ギャンブルに興味がない
- 本は買わずにできるだけ借りる
- 格安SIMで月々のスマホ代を契約
節約の常套手段のオンパレードですね。
ちなみに、私が出会った派遣社員さんは、みなさん、経済的な不安定さを上手くカバーされていました。
たとえば、実家暮らしとか既婚者とか、副業をかけもちしているとか、派遣会社に隠れてこっそりバイトしているとか。
当然と言えば当然ですが、経済的な弱みがあるからこそ、派遣は賢く生活しないといけないなと感じます。
Q.派遣って貯金できるの?
A.雀の涙ほどならできます。
派遣の貯金は「できる」と言うより「する」が正しいかもしれません。
私の場合、毎月わずかでも良いから1,000円、2,000円でも捻出して貯金していました。調子がいいときは、3万手前ぐらい貯金していましたね。
派遣でも、固定費を削ったら貯金できますよ。食費も、安いスーパーで購入するとかね。
私は幸いにして、病気など何かのハンディキャップがある状態ではありませんでしたが、ある方は難しいと思います。
「なんとしても大金が必要!」ではなかったので、派遣ができたのだと思っています。本当にありがたかったですね。
Q.派遣はやっぱり若いほうがいいの?
A.意外とそうでもないです。
私も派遣をする前は「若い人が優先されるんだろうな」と思い込んでいました。
確かに、会社によっては「若い人」が条件で出されます。
ところが、実際に自分が派遣になって働いてみると、30代、40代の派遣もバリバリ働いていたのですね。
世の中が抱いているイメージって、「意外とアテにならないんだな」と思った出来事でした。
思うに、恐らく、まったく同じ能力・経験値・性格・容姿であれば、当然若い派遣が採用されるでしょう。
でも、派遣に限らず、人が流動することは、タイミング・縁・妥協(笑)が大きく関わります。
派遣先だって、「100%条件に合う人!」がいないことくらい分かっているんですよ。
その派遣社員が、「たまたま」その時期に面談にきたことは縁ですし、条件が合わないのなら、ある程度妥協もしてくれます(笑)
派遣はある意味、たまたま座れる席が空いてて、たまたま座れる権利を持っているなら、座らせてもらうようなものです。
なので、派遣に限らないことですが、
「年齢は確かに判断材料の一つにされる」
しかし、
「必ずしも年齢に左右されるわけじゃない」
というわけです。
そして、派遣で最低限大事(もしくは一番大事かもしれない)なのは、「年相応の中身(常識)が身に付いているか?」だと思いますよ。
Q.大きな出費があるときはどうしているの?
A.自分が本当にお金を使っても惜しくないか、よく考えてから出費しています。
派遣の大きな出費は死活問題。
できる限り貯金に手を出したくないので、大きな出費のときは頭を悩ませますね。
友人知人の結婚式なら「相手を選ぶ」
例として、派遣は友人知人の結婚式の場合はどうするのか?
私は、その友人知人とよほど交流があったり、親しみを感じない限り、欠席しています。
しばらく会っていなくても「その人のことを祝いたい!」気持ちがあれば出席します。
なので、10年近く音信不通だったのにいきなり招待されたとか、結婚が決まった途端に急に連絡が来たなんて場合は、よく考えてから返事をしています。
そもそも、「だったら普段から連絡くれよ」と思いますしね。
普段からある縁を大事にすると、お金も大事に使えます。
派遣は「なにかと大袈裟にみられる」と気付いた
派遣になってみて、大勢の同じグループの中に入ると、突然「異色」扱いされるんだなと気付かされました。
以下、派遣になって実際に正社員の人や周囲から訊かれたことです。
- 「どうやって生活してるんですか?」
- 「派遣って貯金できるんですか?」
- 「ちゃんと食べてますか?」
- 「正社員にならないの?」
- 「ずっと派遣やるの?」
私は目的があって派遣をやっていたため、周囲が思っているよりも、意外と平気でした(単に楽天家とも言う)。
「派遣の選択肢=正社員しかやったことのない人から見ると、ありえない」と、自分の価値観にないために、大袈裟に映るのでしょう。
「案ずるより産むが易し」と言うように、派遣は飛び込んでみると、「意外とこんな感じか」と思うかもしれませんよ。
働き方の選択肢はいくつあってもいい
「派遣ってどうなの?」シリーズ、ひとまず終了です!
枠からはみ出たり、零れ落ちることは当たり前。枠内に収まっていたい気持ちも本当。
でも、どんな生き方をしてみても、隣の芝は青く見えるもの。
大事なのはどこの受け皿であっても、胡坐をかかずに生きることなんだろうなと感じます。私は油断すると胡坐かきまくりです(おい
今回の「派遣ってどうなの?」シリーズ、デメリットを書きすぎたかな?と不安になりましたが(汗)、私視点の話なので、あくまでも参考程度にしてもらえればと思います。ちゃんとメリットもありますし!
読んでいただきありがとうございました!
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