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派遣ってどうなの?選んだ理由は「しがらみが少なくてすむ」から。仕組みも解説

スーツ 派遣ってどうなの?

こんにちは、ルレムラ(@luremura)です。

私は以前、派遣社員をやっておりました。

これから派遣をしようか悩んでいる方や、正社員をしている方からすれば、

実際、派遣ってどうなの?

なんでわざわざ派遣なの?

と、思われるのではないでしょうか?

「わざわざ派遣を選ぶのには何かワケアリ?」と思いますよね?

そこで今回は、元派遣の目線から派遣を選んだ理由と、登録や社会保険などの仕組みもお伝えしていきます。

個人的にオススメしたい派遣会社も書いているので、参考になればと思います!

ほかの「派遣ってどうなの?」シリーズはコチラ。

この記事の内容は2015年から2017年時点のことです。法や派遣会社など、当時とは事情が変わっている可能性があります。

派遣を選んだ理由は「しがらみが少なくてすむ」「早く職にありつける」から

結論から言いますと、私が派遣を選んだ理由は、しがらみが少なくてすむうえに、早く職にありつけるからです。

 

いきさつとして、私は派遣として働く前、とある組織で働いていました。

しかし、そこが任期満了になったのを受け、その直後、実家を出ることを決めます。

そのとき、一人暮らしで生計を立てるために、働き口として選んだのが派遣でした。

以来、2015年から2017年の約2年間ではありますが、派遣をしておりました。

さて、なぜに私が正社員ではなく派遣を選んだのか?

理由は、

  • 早く仕事にありつくことを優先した
  • 年齢(当時30手前)から考えて正社員になるのは厳しいと思えた
  • 地方の中小企業の性格にはウンザリしていた

↑なぜこのように考えたのか、深堀するとこんな理由。

  • 「正社員になりたい」のではなく、「いずれこうなりたい」という目的があった

とくに自慢できる能力もない30手前の女が生きていく、かつ、しがらみのない方法を考えたとき、派遣はすぐに身を引くことのできる、しがらみの少ない方法だったわけです。

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【派遣の簡単な仕組み】登録や社会保険など

私が派遣をしていたときの登録や社会保険など、どんな仕組みだったのかを解説します。

私は3社の派遣会社に登録していましたが、実際に仕事をもらっていたのは1社のみでした。

派遣会社1社だけに登録していると、「時期的にちょうどお仕事がない!」ということもあります。予防策として複数の派遣会社に登録しておくのがおすすめ!

Q.派遣会社に登録するには?

 A.ネットで登録し、後日、派遣会社の人と面談しました。

派遣の登録は、ネットから簡単にできます。

登録後は、派遣会社から折り返し連絡が来ます。後日、直接派遣会社に赴いて、能力を測るテスト(Word、Excel、PowerPointの操作力など)を受けたり、(※)派遣会社の方と簡単な面談(雑談程度)をしたりしましたね。

派遣会社によっては、面談時に紙の履歴書も出すように言われました(面倒)。

「派遣会社の方」というのは、派遣先の会社の人ではなく、登録している派遣にお仕事を割り振ってくれる、派遣元の会社員のことです。

Q.派遣に社会保険はあるの?

 A.ちゃんと健康保険、厚生年金、雇用保険とあります。

ただし、これには条件がありました。

私が本格的にお世話になっていた派遣会社(スタッフサービス)の場合、派遣先で継続して働くのが決まってから支払われる形でした。

おそらく、他の派遣会社も同じ仕組みのはず。

たとえば、三カ月更新の派遣先の場合、二か月目のお給料から社会保険が支払われるようになっていました。

それまでは、自分で郵便局の窓口に赴き、倍の金額で社会保険を払っていましたね。

そうそう、正社員として働いているときは気にも留めなかったのですが、そもそも保険料は会社が半分負担してくれていますよね。

派遣としてはじめて更新され、ようやく半分負担してくれるようになったのを給与明細で見たとき、ありがたみを感じました。

ちなみに派遣も条件を満たせば、ちゃんと産休を取れるようです。

Q.派遣の住民税はどうやって払うの?

A.「普通徴収」といい、郵便局に直接納付しに行ってました。

私が派遣をしていたときは、住民税は特別徴収、つまり給料からの天引きではありませんでした。

毎月ではありませんでしたし、たった年4回でしたが、貴重なお昼休みを削って払いに行くのは面倒でしたね。

Q.派遣は有給休暇を取れるの?

 A.ちゃんとあります。

正社員と同じように、勤務日数と勤続年数に応じて、有給休暇が増えていく仕組みでした。

半年間、同じ職場で働けば、有給が発生しますよ。

私が登録して働いていたスタッフサービスでは、半年間の勤務で10日間でした。(その間の勤務日数による)

ただし、有給の取得権利が発生しても、2年間使わなければ、その分権利は消失してしまいます!

Q.どんな風に仕事を振られるの?

 A.派遣会社が電話で派遣先について提案してくれました。

「派遣先の更新が切れるなー」というときに、派遣会社の営業さんが見計らって電話をくれましたね。

提案された派遣先は自分に合わない条件なら断わってもOK。できそうなら日取りを決めて、営業さんと一緒に派遣先に面談に行きます。双方OKならお仕事開始です。

私の場合、その場ですぐに決まったこともあれば、派遣先が「別の派遣会社と比べてから、後日連絡します」なんてこともありましたね。

Q.派遣会社の相談窓口はあるの?

 A.相談内容ごとの専用電話窓口がありました。

派遣先の社員に訊くわけにもいきませんし、周りに自分と同じ派遣社員がいないと不安ですよね。

実際に、私は電話窓口でタイムカードの操作方法・年末調整のやり方・親の扶養のことなど訊いていました。

正社員と違って「こういう部分はこうです」とハッキリ決められていて、確認できる窓口があるのは助かるなと思いました。

Q.どこの派遣会社がおすすめ?

A.いろいろはたらきかけてくれたのは「スタッフサービス」でした。

私は、以下3社の派遣会社に登録していました。

  • アビリティーセンター
  • パソナ
  • スタッフサービス

アビリティーセンターは、登録をしたっきり電話連絡も音沙汰もなく、何のフォローもありませんでした…。

しかも、登録時に担当してくれた人の態度が最悪でしたね(悪気のない言葉で地雷を踏むタイプ)。

パソナは、ときどき調子を伺うために電話をくれてたんですが、残念ながら具体的な派遣先の提案をしてくれるわけではありませんでした。

で、この中で一番「素早く次の会社を紹介してくれた」「電話で具体的にはたらきかけてきてくれた」のが、スタッフサービスでした。

実際に、派遣先が急にクビになったときに、すぐに次の派遣先を紹介してくれたときは本当に助かりましたね。

「営業からしょっちゅう連絡来るのが嫌だ」とか思われる方もいると思います。

しかし、自分からはたらきかけるのが苦手な人間からすると、「ハイ次の手!」とフォローしてくれるのは非常にありがたいです。

なので、「自分で派遣会社に電話するの苦手だから、向こうからはたらきかけてほしい」という人は、スタッフサービスがいいかと。

ただしスタッフサービス、私が在籍していたときは「副業NG」でした。副業を考えている方は注意しましょう!

 

派遣会社によって多少は変わってくるでしょうが、大体こんな感じだと思っていただければと思います。

「派遣」を自分の目的のために選んでみては?

以上、私が派遣を選んだ理由と、派遣の簡単な仕組みでした。

私みたいに、「しがらみが…」なんて理由で派遣を選ぶ人もいるのだから、自分の目的のために選んでいいのですよ。

それに、この記事を書いたのが2017年でしたが、2020年4月1日から労働者派遣法が改正、施行されているようですし。

今後も、派遣の環境はどんどん変わっていくと思います。

 

次は、派遣のメリットについて解説。

こちらは派遣の制度上のデメリットについて。ボーナス事情などに触れています。

www.lure-tashoku.net

こちらは、肌で感じた派遣のデメリット「派遣は使えないと切られるのか?」など、実体験を通じて書いています。

www.lure-tashoku.net

「派遣ってどうなの?」シリーズ完結編。人から受けた質問や、友人の結婚式のご祝儀はどうするのか?など書いています。

www.lure-tashoku.net

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