スポンサーリンク

【ありがとうがすみませんになる人】親切にされても申し訳なさそうにする親子1

ごめんにゃ 考える

こんにちは、ルレムラ(@luremura)です。

親切にされたらよく、「すみませんよりも、ありがとうと言おう」と世間で言われるようになってきました。

日本語の「すみません」には「ありがとう」の意味も含まれていますし、とても便利な言葉ですよね。

この「すみません」には、「あなたに手間を取らせてしまって申し訳ない」という、相手を思いやった意味が含まれています。

ちょっと話が脱線しましたが、まさにこの「ありがとう」が「すみません」になる人って、うちの母なのですよ。人から親切にされても、いつも申し訳なさそうにしている。

今回はそんな母の「親切にされると申し訳なさそうにする」について書いてみようと思います。

「ありがとう」が「すみません」になる母。親切にされるとすごく申し訳なさそうにする

ごめんにゃ

冒頭で言ったうちの母、素直に「ありがとう」と言えず、先に「すみません」が出てくる人です。

自分の友達やお店の人から思わぬ親切をしてもらったり、相手の厚意で良くしてもらったりした場合も、なんだかいつも申し訳なさそうにしている。

ああ、もうすみません~!

いやいや、もうそんな悪いわ~

○○してもらってごめんね

まぁ、これは本人の口癖であり、反射のようなものです。

ただ、母は基本的に明るいトーンでポンポン話す人でして、相手に悪い印象を与えません。なので、上のやり取りを見ただけでは、嫌な感じは受けません(むしろ私のほうが暗いトーン)。

それに、「すみません」と言った後は、きちんと「ありがとうございます~」とお礼の言葉も言っています。

母の言動に苛立つ私

しかしですね、長年はたからその言動を見ている娘としては、そんな母の様子がとにかくイヤでして!苛立ちを覚えるほど。

なぜかというと、

相手の厚意であったり、相手が「自分がそうしたい」と思って親切にしてくれているのに、どうしてこの人はいつも申し訳なさそうにしているんだろう?

と、私の目には映るんですよ。

というのが、母が言葉を発したときの態度って「(親切にしてもらったのはありがたいけど)弱ったな~」という感じがにじみ出ているのですね。

娘としては、ペコペコしてないで堂々としてていいのに!と思ってしまう。

もし、私が母に親切をする側なら「この人はいつも申し訳なさそうにしている」ととらえちゃうんですよ。

人の親切がそんなに迷惑なの?

と思う。要するに母は典型的な「受け取り下手」なのです。

スポンサーリンク

娘のトラブルに対して、必要以上に「すみません」と謝り倒す母

顔を覆う女性

例えば車で母と遠出をしたときのこと。お店の駐車場に車を停めていたところ、私の起こしてしまったトラブルでエンジンが動かなくなったことがありました。

そこで、知り合いの車屋さんに連絡を取ろうとしたところ、母は

そんなんダメよ、ここまで来てもらうのは迷惑かける!

と、断固として拒否。

しかし、その車屋さんには同じトラブルで何度もお世話になったこともあり(何度も同じ失敗をしているのよ…)、「遠方でも対応します」と言ってくれている人なのですよね。

私も、そんな親切な車屋さんを呼ぶのは申し訳ないと思いました。しかし、とにかく困っているので助けてほしいのですよ。それに、そんな狭量な人ではないと知っているので。

そんな中、断固拒否して車が動かなくなって半狂乱になっている母の様子を見て、

そんなにこの人は、他人に迷惑をかけたくないんだ

と思ったのと同時に、

じゃあ私って、そんなに恥ずかしいことをしているのかな?

という気持ちに。

車屋さんに来てもらって事なきを得たがモヤモヤ

結局、その場所からすぐのところに別の車屋さんがあったので、そこの車屋さんに来てもらうことで事なきを得ました。

しかし、その車屋さんに連絡を取るのに、駐車場のお店の人にも協力をしてもらったのですが、お店の人に何度も何度も「本当にすみません、すみません」と謝る母。

車屋さんに処置をしてもらったときも、「本当にすみません、すみません」と何度も謝り倒す。

さらに、車屋さんが「1,000円でいいですよ」と言っているのに、申し訳ない気持ちから2,000円を出す母(お金は母が出してくれました)

私としては、

確かに迷惑をかけてしまったけど、相手も仕事だしこちらは助かったし、なんでこうも何度も謝り倒すの?しかもそんな大げさに!

と思ったものでした。

しかも、必要以上に母に申し訳なさそうにされたことで「あんたは人に迷惑をかける子」と言われている気がして、間接的にプライドを傷付けられた気持ちになったのでした。

「ありがとう」と素直に言えない受け取り下手な母

紙袋に入った野菜

あと、実家に帰ったときに母はありがたいことにいつも必ず色んな食べ物をくれます。

しかし、こちらが母の好きな食べ物を買っていくと、

あんた、そんなん買わんでええきよ!(土佐弁訳「そんなの買わなくていいよ」)

と、遠慮をする。

最近こそ素直に「ありがとう」と受け取るようになってきましたが、今でも、

母に持って行っても、そんなん買わんでいいって言うから、持って行っても意味ないんじゃないかな…

と思う気持ちがあります。

もちろん、これは母が娘を思う気持ちから出ているものと分かっているのですが、母にとっての反射のような言動が、

私が良かれと思ってした行為は、結局この人にとって迷惑になっているのか

と思ってしまうのです。

相手にはたくさん与えようとするが、肝心の自分は受け取り下手なので、厚意を素直に受け取れない母の悲しい性(さが)よ。

娘としては、母に喜んでもらいたいので食べ物を持って行くわけなので、まずは素直に親切を受け取って喜んでほしいのですよね。「すみません」や申し訳なさそうな態度よりも。

 

長くなってしまったのでつづきます~

つづき↓「母の言動で娘の私がどんなふうに育ったのか」「ありがとうが言えない人はどんな損があるのか」について書きました。

【ありがとうがすみませんになる人】親切にされても申し訳なさそうにする親子2
こんにちは、ルレムラ(@luremura)です。 引き続き、「ありがとうがすみませんになる人」について。前回の記事はこちら。 今回は、「母の言動で娘の私がどんなふうに育ったのか」「ありがとうが言えない人はどんな損があるのか」書いてみようと思...

コメント

タイトルとURLをコピーしました